そとん壁のここがスゴイ！第３回目は、断熱性についてです。

メリット④　断熱性・防音性

夏涼しく、冬暖かい。　心地よい住まいには「断熱性」が欠かせません。
そとん壁の特徴として何度か登場する「多孔質」。粒子に空いた無数の穴にたくさん空気を取り込んでいるとお話ししてきましたが、この空気こそが断熱層を作り出しているのです！
空気の層は熱伝導率が小さく、外気の温度を建物内部に伝わるのを軽減します。つまり冷暖房の効率を良くしてくれるわけです。
わかりやすく例えるなら、ダウンジャケットのような。この多孔質って、無垢材フローリングも一緒の構造なんです！ちなみに、空気層が多いのは杉やパインなどの針葉樹です。自然素材って、改めてスゴイなあと思います。
さらにこの空気の層が、遮音・吸音効果もあり、防音性を高めてくれます。

また、蓄熱しにくく輻射熱を和らげるため、ヒートアイランドの防止にも寄与すると言われています。

そとん壁のメリットについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
もちろん、そとん壁にもデメリットはあります。
・壁材としては費用がかかる
・ひび割れが発生する可能性がる
・そとん壁の粉が落ちる場合がある
こういったデメリットも把握した上で、
トータルで考えた時のコストやメンテナンス、自分はどんな家を建てたいのか・・・
よく検討いただければと思います。

ムクヤホームでは、そとん壁を採用した家を多数手掛けています。
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