
注文住宅ってどんなデメリット・メリットがあるの?

持ち家を建てたいけど、注文住宅のデメリットを予防する方法はある?
といった悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
注文住宅は、自由に設計できる範囲が広いため、持ち家を建てたい方に人気です。しかし、注文住宅にはメリットだけでなく、デメリットも存在します。

注文住宅のデメリットを理解しないまま購入すると、一生に一度の買い物に後悔するかもしれません。
そこで本記事では、注文住宅のデメリットやメリットを解説します。
注文住宅のデメリットを事前予防する方法も解説するので、本記事を読めばリスクを抑えて購入できるでしょう。
注文住宅のデメリット7選
注文住宅のデメリット
- 入居までの時間が長い
- 建築費用が高い
- 完成まで仕上がりがわからない
- 土地選びに失敗すると建物が建築できない
- 室温が入居するまでわからない
- 決定事項が多い
- 間取り決めが難しい
入居までの時間が長い
注文住宅のデメリットのひとつは、入居までの時間が長い点です。
注文住宅は、建売住宅とは違い、土地探しから内装まですべて実施するため、1年前後はかかります。
場合によっては、1年半以上かかるケースもあるため、「すぐ自分の持ち家がほしい」という方にとってはデメリットに感じるでしょう。
建築費用が高い
注文住宅は、以下のように自身で決められる部分が多い一方で、建築費用がかかります。
注文住宅の建築費用
- 土地
- ハウスメーカー
- 間取り
- デザイン
注文住宅は、ゼロから建築する分、建築費用は高額となります。
注文住宅を建てるときは、予算を計画的に決めて決断しましょう。
完成まで仕上がりがわからない
注文住宅は、完成済みの建売住宅とは異なり、建築できるまでどのようになるのかがわかりません。
場合によっては、注文したイメージとは違うまま建築する可能性もあります。
ただし、建築現場にはいつでも足を運べるため、建築途中に調整できるのが注文住宅です。
完成までの不安要素が消えないのは、注文住宅のデメリットになるでしょう。
土地選びに失敗すると建物が建築できない
土地によっては、地面に廃棄物が埋まっていたり、前面道路が抜け道になっていたりする影響で、建築すらできない可能性もあります。
注文住宅は土地を決めてから作業が始めるため、建築できない状況だとわかってからだと、お金の払い戻しはできないでしょう。
注文住宅の土地選びで失敗を予防するには、決定前にハウスメーカーや設計士に相談するのがおすすめです。
室温が入居するまでわからない
注文住宅のデメリットのひとつは、室温が入居までわからない点です。
室温は、部屋の間取りや構造によって異なるので、寒くなる箇所を予想するのは困難です。
そのため、注文住宅の場合は、建物が完成してから室温に気づくときがあります。注文住宅を建築する際は、間取りに関してもプロに相談するのがおすすめです。
決定事項が多い
注文住宅は土地から間取り、設備などすべてを決める必要があるため、決定事項の負担が大きくなります。
楽しんで選択できる方にとっては問題ありませんが、苦手な方にとっては苦行となる恐れがあります。
決める作業が苦手な方は、注文住宅ではなく、建売住宅がよいでしょう。
間取り決めが難しい
間取り決めは、注文住宅において最も後悔する場面が多い部分です。
「リビングは少し狭くても大丈夫だろう」と思っていても、実際に建設をすると狭く感じ、後悔する可能性もあります。
注文住宅で間取りを決める際は、設計士に相談しながら進めると、想像と同じように建築できるでしょう。
注文住宅のメリット5選
続いては、注文住宅のメリットを解説します。デメリットだけでなく、メリットも考えたうえで決めると、納得した家づくりができます。
注文住宅のメリット
- ライフスタイルに合う間取りで設計できる
- 土地から決められる
- 予算の調整ができる
- 建築の過程を見れる
- 好きなハウスメーカーを選べる
ライフスタイルに合う間取りで設計できる
ライフスタイルに合う間取りにできるのは、注文住宅ならではのメリットです。
たとえば、書斎を作ったり、キッチンを広くしたり、好きなように間取りを決められます。
部屋の間取りを1から決めたい方にとっては、注文住宅が大きなメリットになるでしょう。
土地から決められる
家庭によっては、自然があふれている土地や閑静な住宅街に住みたいという要望があるはずです。
注文住宅であれば、土地決めからできるため、要望を叶えられます。
住みたい町を実際に暮らしている状況を考えながら検討すれば、より住みやすい土地を決められるでしょう。
予算の調整ができる
予算を反映できるのも、注文住宅のメリットです。
注文住宅は数千万前後かかるケースがほとんどのため、予算管理が大切です。
しかし、注文住宅を検討している方の中には、どのように予算配分すればよいのか悩むケースが多くなります。
注文住宅では、こだわりたい箇所に優先順位をつけて予防を伝えると、予算の範囲内で希望する建物が建築できます。
建築の過程を見れる
人生に一度のマイホーム購入では、完成するまでの不安は多くなります。
注文住宅は基礎工事から骨組み、壁内工事など、すべての状況で立ち会いできるため、建築までの不安が解消されます。
また、建築工程で疑問があればいつでも質問しながら進められるので、納得いく住宅が建築できるのは注文住宅のメリットです。
好きなハウスメーカーを選べる
ハウスメーカーを選択できるのも、注文住宅のメリットです。
ハウスメーカーは、熱の対抗力を示す断熱性能に違いがあったり、外気の出入りを減らす気密性の基準が異なったりします。
注文住宅では、ハウスメーカーによって金額も異なるので、相見積もりを取りながら、自身の要望を叶えてくれる会社を選ぶのが大切です。
ムクヤホームでは、断熱性に優れたセルロースファイバーを標準仕様しており、外部環境に左右されない快適な室温と湿度を保つ住宅を建築できます。
また、セルロースファイバーは結露やカビによる家の老朽化を防ぎ、メンテナンスや修繕費用を抑えられるのが特徴です。
ムクヤホームでは、壁の他、天井、床の断熱にもセルロースファイバーを採用しています。
注文住宅のハウスメーカーで悩まれている方は、まず以下より無料相談にお申し込みください。
注文住宅に向いている人の特徴
注文住宅のデメリット・メリットを確認しても、一歩踏み出せない方もいるはずです。
下記に該当する方は、建売住宅よりも注文住宅に向いています。
注文住宅に向いている人の特徴
- 時間やコストをかけてでもこだわりの家をもちたい人
- 建築過程の決め事が好きな人
注文住宅は、0から決められるのが醍醐味であり魅力です。
上記に該当する方は、より楽しく注文住宅を建築できます。
注文住宅に向いていない人の特徴
一方で、下記に該当する方は注文住宅に向いていません。
注文住宅に向いていない人
- 費用対効果を気にする人
- 建築過程が面倒だと思う人
- コミュニケーションを取るのが苦手な人
注文住宅はお金がかかるだけでなく、念入りな打ち合わせをおこないます。また、建築の際にコミュニケーションを取る必要があります。
そのため、費用対効果を気にしたり、打ち合わせでコミュニケーションを取るのが苦手だったりする方は、注文住宅に向いてないといえるでしょう。
注文住宅のデメリットを事前に予防するポイント7つ
ここでは、注文住宅でのデメリットを事前に予防するポイントを解説します。
下記7つのポイントを理解していれば、納得する注文住宅にできるでしょう。
注文住宅のデメリットを予防するポイント
- 予算を決める
- モデルハウスに何度も行く
- 同じ仕様の建物を見る
- 設計士のアドバイスを参考にする
- セミオーダーも検討する
- 建築スケジュールに余裕をもつ
- 土地を確定する前にハウスメーカーを決める
予算を決める
注文住宅は想像以上にお金がかかるものです。
金銭的な余裕があったとしても、予算を決めずに進めているとかなり高額になっているケースもあります。
注文住宅の予算は、建築費用だけでなく、部屋に置くモノまで考えると、金銭的リスクのデメリットを予防できるでしょう。
モデルハウスに何度も行く
注文住宅のデメリットで解説したとおり、建物が完全に出来上がるまで仕上がりはわかりません。
しかし、同じハウスメーカーではモデルハウスの見学も複数可能なため、仕上がりのイメージをもてます。
人生で一度の買い物になる注文住宅では、1箇所だけでなく、可能な限り足を運びましょう。
同じ仕様の建物を見る
注文住宅では、完成まで室内の温度がわからないケースがほとんどです。
しかし、モデルハウスで同じ仕様の建物を見学すると、室内の温度を実感できます。
設計の担当者と面談ができる場合は、エアコンを入れた状態などの状況を確かめると、より詳しくわかるでしょう。
その結果をもとに設計をすれば、希望に近い間取りで気温調整もできます。
設計士のアドバイスを参考にする
専門家以外で注文住宅の間取りを決めると、バランスの悪さから住み心地が悪くなる可能性があります。
注文住宅では、設計を0から決めるため、失敗する可能性がデメリットとしてあげられます。
注文住宅の建築では、設計士から建築のアドバイスをもらえるので、デメリットを解消できるのがポイントです。
注文住宅で建築する際は、希望する優先順位を伝えたうえで、設計士のアドバイスを参考にするのをおすすめします。
セミオーダーも検討する
注文住宅には、フルオーダー型とセミオーダー型があります。
フルオーダーは型は、すべて自分たちで決める形式です。セミオーダー型は、一定の内容が決まっている状態から選択する形式です。
セミオーダーはフルオーダー比較して、下記の点がメリットとしてあげられます。
セミオーダー型のメリット
- 費用が安くなる
- 打ち合わせや決定事項の負担が減る
- 大きな失敗を回避できる
注文住宅は一見、すべて決める必要があり、コストが高くなると思われています。しかし、注文住宅はフルオーダー型だけでなく、セミオーダー型も存在します。
セミオーダー型でも建築できる点を覚えておくと、選択肢が広がるでしょう。
建築スケジュールに余裕をもつ
注文住宅は、平均して1年〜2年ほどかかります。
注文住宅を早く建築しようとすると、不備が起きる可能性があり、完成後に後悔するかもしれません。
しかし、完成までの期日を逆算してスケジュールを立てれば、理想となる住宅が完成が出来上がるでしょう。
土地を確定する前にハウスメーカーを決める
土地選びの失敗を予防するには、ハウスメーカーへの相談が必要です。
仮に、先に土地を決定してしまうと、ハウスメーカーからのアドバイスも受けられません。
注文住宅を建築する際は、まずハウスメーカーを決めることから始めます。
ムクヤホームでは、注文住宅に関する無料相談を実施しています。
注文住宅で重要な、「断熱性」「耐震性」「耐久性」「空気環境」などの相談も可能です。
注文住宅を検討している方は、まず下記より無料相談にお申し込みください。
注文住宅によくある質問と回答
ここでは、注文住宅によくある質問と回答を解説します。
注文住宅の仕組みって何ですか?
注文住宅は、土地の購入から建築設計、家具選びまですべて自分でおこないます。
注文住宅と建売住宅の違いは何ですか?
注文住宅と建売住宅の違いは、下記のとおりです。
注文住宅とは、土地決めから建築まで実施する形式
建売住宅とは、土地と完成した建物をまとめて購入する形式
注文住宅と分譲住宅の違いは何ですか?
分譲住宅とは、ハウスメーカーや不動産がまとめて購入した土地を分割し、住宅を建ててから販売する形式
注文住宅は1から建てるのに対し、分譲住宅はすでに完成している住宅を購入します。
注文住宅のデメリットは事前予防でメリットに変えられる
注文住宅のデメリットをまとめましょう。
注文住宅のデメリット
- 入居までの時間が長い
- 建築費用が高い
- 完成まで仕上がりがわからない
- 土地選びに失敗すると建物が建築できない
- 室温が入居するまでわからない
- 決定事項が多い
- 間取り決めが難しい
注文住宅にデメリットがあるのは事実です。
しかし、事前対策を丁寧に実施すれば、デメリットを予防して注文住宅を建築できます。
ムクヤホームでは、注文住宅を初めて建てる方のために、無料相談を実施しています。
注文住宅で重要な、「断熱性」「耐震性」「耐久性」「空気環境」などの相談も可能です。
初めて注文住宅を建築する方は、理想どおりにできるか不安があります。
ムクヤホームでは、要望を現実的にするためのプランを提供し、一緒に理想とする注文住宅を建築します。
注文住宅でお悩みの方は、まずは下記より無料相談にお申し込みください。
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