ブログ
家づくりを始める前の悩み

リビング階段って実際どうなの?工務店経営者がメリットとデメリットを教えます

リビング階段って実際どうなの?工務店経営者がメリットとデメリットを教えますのイメージ

皆さんこんにちは!
ムクヤホームです♪

リビング階段って寒くないのかしら??

リビング階段にするか迷う方はよくいらっしゃいます。

今回はリビング階段にしたときのメリットやデメリット、そして本当に寒くなるのかどうかについてもお話したいと思います!

リビング階段とは

リビング階段とは、文字通りリビングに階段がある間取りのことをいいます。

リビングイン階段などともよく呼ばれます。
階段がリビングにあるので、子供部屋がある2階へ行くのに必ずリビングを通らなければいけません。

10何年か前にメディアで「リビング階段は子供がいる家庭に良い」ということが世間に広まり、リビング階段を採用する家が多くなってきました。

今ではだいたい半分以上の方がリビング階段を採用されています。

それだけ人気のあるリビング階段ですが、リビング階段にすることでメリットもあればデメリットもあります。

では、続いてリビング階段のメリットとデメリットについて見ていきましょう!

リビング階段のメリット


杉並区M様邸

家族が顔を合わせる機会が増える

なんといっても一番のメリットは、家族がリビングで顔を合わせる機会が増えるということです。
リビングを通らないと2階に上がることができないので、必然的に顔を合わせることになります。
そのため、お子さんが夜勝手に出歩いたりするのを防ぐことが出来たり、常に家にだれがいるのかを把握することが出来て安心です。
もちろん、リビング階段にするだけでお子さんが夜遊びをしなくなるわけではありませんが、強制的に顔を合わせられる家にすることで、少なくともお子さんの顔色や様子はわかるようになります。
お子さんを気にかけるきっかけが増えることで、ちょっとした変化にも気づきやすくなるでしょう。

家族の距離が近くなるわね!

リビングが広く見える

階段がリビングにあることで、リビングが広く見えるという効果もあります。
階段室をLDKの中に取り込むということは、階段2帖分広く見えるということです。
例えば20帖のLDKに2帖の階段があれば、視覚的には22帖の広さになります。
特にコンパクトなLDKの場合、少しでも広く見えるとリビングの印象はかなり変わりますね。
開放的なリビングにしたい方には、リビング階段をおすすめしています。

明るい階段になりやすい

リビング階段にすると明るい階段になりやすいです。
リビング階段にしない場合、比較的光が入りにくい位置に階段が配置されることが多いので、暗い階段になりがちです。
リビング階段にすればリビングの光が入るので明るい雰囲気の階段になりやすいです。
家の中で暗い場所をなくすことは、心地よく暮らせるかどうかに関わってきます。
明るい階段にすることで、毎日気分よく過ごせるでしょう。

1階と2階が繋がる

リビング階段にすると、お互いの階の声が聞こえやすくなります。
2階にいると、1階にいる家族の声がなんとなく聞こえ、1階にいると2階にいる家族の声がなんとなく聞こえてくる。
ゆるやかな繋がりによって、一人じゃない安心感が生まれます。
ご飯の支度が出来たときはわざわざ2階まで上がらなくても、階段の下から声をかければ2階にいる家族まで届きます。

吹き抜けと相性が良い

リビング階段は、吹き抜けとの相性が非常に良いです。
リビング階段に面した吹き抜けをつくると、吹き抜けの開放感がより一層際立つのです。
より開放感のあるリビングを目指す方は、リビング階段と吹き抜けを検討してみてくださいね。

また、ストリップ階段と吹き抜けをリビングに設けるとよりオシャレに見せることができますよ。

リビング階段のデメリット


板橋区N様邸

家の性能が悪いと寒い!?

冒頭で、リビング階段にすると寒いのではないかという話になりましたが、確かに、リビング階段のある家がよくつくられ始めた頃には、リビング階段は寒いとよく言われていました。
昔の家は断熱性能についてあまり重要視されていなかったので、リビング階段にすると寒くなってしまったのだと思います。
ただ、今は断熱性、気密性に優れた家が増えてきて、「リビング階段は寒い」という会社は自分の会社は性能が悪いですと言っているのと同じという時代になりました。
リビング階段にするなら、断熱性、気密性に優れた会社で家を建てましょう。
また、いくらリビング階段が寒くないといっても、リビングが暖まるまでの時間、冷えるまでの時間はどうしてもリビング階段のほうがかかりますので、エアコンの配置をしっかり確認することも重要です。

臭いや音が2階まで伝わる

リビング階段にすると、2階まで空間がつながっているので、臭いや音も2階まで伝わってしまいます。
例えば、魚や肉を焼いたときなんかは気になるかもしれません。
対策として、風が抜けるように窓の配置に気をつけたり、換気量の多い換気扇を選ぶといいですね。

来客の多い家の場合、リビングに緊張感が必要

これは気にしない人は全く気にしないかもしれませんが、
来客の多い家だと、休日にパジャマのままリビングでごろごろしていると、子供の友達が「こんにちは」と遊びに来た時にちょっと気まずいかもしれません。
リビング階段の家は、お客さんやお子さんの友達もリビングを通ったりすることになります。
リビングにすべての人が集まったり通ったりするわけです。
ということは、リビングが汚かったり、洗濯物があったり、お父さんがだらだらしていると来客時に見られてしまうのです。
リビング階段の家はリビングをいつも綺麗にしておく、パジャマのままくつろげないなど、緊張感が必要になるんですね。

リビング階段にすると強制的に掃除をしなきゃならないから、逆にいいわ!

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はリビング階段のメリット・デメリットについてお話してきました。
リビング階段にする時のポイントは、断熱性・気密性に優れた会社で家を建てること、そして、生活スタイルに合うかどうかをよく考えることです。
階段次第で、生活がガラリと変わります。

ぜひあなたのライフスタイルに合った階段を選んでくださいね!

この記事をシェアする

資料請求
お問合せ