みなさんは一緒に家づくりをしようとしている会社が、もしも倒産してしまった場合のことを考えていますか?
新型コロナウイルスやウッドショックなど、ここ数年住宅業界には強い向かい風が吹いています。
着工金を支払ったけどその後会社が倒産して家が建たず、途方に暮れているなんていうお話も…
そこで今回は私たち工務店が教える潰れない工務店の見分けかたについてご説明していきたいと思います!
■潰れやすい工務店の見分け方
では、潰れやすい工務店の見分け方を大きく3つに分けてご紹介しましょう。
① 受付や営業の人数がやたらと多い
会社経営における最も大きな支出は人件費です。
社員の多い会社は景気がいいようにも見えますが、その分多額の固定費がかかってきます。
不景気によってそうした固定費が払えず倒産してしまう会社も多いのが実情。
もしこんなに人が必要?と違和感があるほど不自然に人員が配置されていたら注意しましょう。
② 広報活動に問題があるところには要注意!
ちゃんと社員がいるにもかかわらず、ホームページやブログが半年以上更新されていない会社は要注意です!
最近の施工現場の写真が見当たらない場合は、仕事自体が減ってきている可能性も高いですね。
また、ホームページのトップにあえて求人情報を大きく載せている会社は、社員や職人さんの採用が上手くいっておらず人員不足が起こっている可能性もあります。
③ ワンマン社長で後継者がいない
黒字でも倒産する可能性があるのが、後継者のいない工務店です。
ワンマン社長1人で会社を経営している場合、社長にもしものことがあった時、会社というのは一瞬で倒産してしまいます。
社長に何かあった場合、社内に業務を引き継げる人はいるのか、そして発注した家はしっかり完成してもらえるのか、打ち合わせの段階でしっかりと聞いておくようにしましょう。
■少しでも気になったことがあれば確認することが大切
3つのポイントをお話ししてきましたが、結局何を一番伝えたいのかと言うと、少しでも気になったことがあれば、事前に工務店へ確認することが肝心だということです。
特に着工金や中間金の支払いについては必ず確認しておくようにしましょう。
着工金や契約金として全体の30%から40%も支払いを求めてくる場合は注意が必要ですよ!
「もしこの会社に何かあった場合、保証してもらえるのか?」
という視点はとても重要です。
工務店の倒産で泣き寝入りしないためにも、気になったことは事前に必ずチェックしておきましょうね!
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