最近東京都内では土地の価格が上がっているので、現状の家を取り壊して「建て替え」を選択する人も増えていますね。
築40年以上前の物件ですと、旧耐震法で建てられていたり断熱材もままならないお家もあったりするので、建て替えると快適性はグッとアップします!
しかしそんな建て替えの時に注意しなければならないポイントが…
あまりよく考えずに「建て替え」を選択すると、大きな問題に発展してしまうケースも存在するのです。
■解体業者の選定には要注意!
解体工事は建て替えにおいて始まりの工事ですが、実はトラブルが起こりやすい工事でもあります。
また、解体は現在マニュフェストのように守らなければならないルールがあるのですが、それを守らない業者もあるのです。
騒音の問題や、土埃が舞って洗濯物につくなど近隣住民の方とトラブルになり、建設に入る段階ですでに雰囲気最悪…
こうなると後から挽回することも難しくなりますし、今後暮らしていく上でご近所さんにマイナスな印象を与えてしまいます。
そういったトラブルを防ぐために、ムクヤホームでは、お施主様と解体業者の直接契約ではなく、ムクヤホームが間に入った契約をおすすめしています。
もちろんお施主様の了解がいただけたらの話ですが、工務店として現場監督責任を負いたいと思っているので、そのようなご提案をさせていただいているのです。
大手のハウスメーカーだと、
「工務店が入っちゃうと高くなっちゃうので、直接紹介しますね」
という会社も多くありますが、実際トラブルがあったときに責任を取りたくないからだったりするんですよね。
多少金額が高くなる部分もありますが、安心という点を1番に考えると、私たちに限らず、信用できる紹介者に入ってもらったほうがいいでしょう。
■仮住まいは計画的に
賃貸住宅の場合、ほとんどの物件が2年契約です。
半年〜1年くらいで貸してくれるところは少ないので、早めに探し始める必要がありますね。
また、一戸建てに住んでいる方は荷物が多いので、全部仮住まいに持っていけないケースが多くあります。
そうなるとレンタルボックスなど別途借りなければならないのでその費用や、引越し費用も含めて資金計画を立てないと後々大変な思いをする場合もありますよ(涙)
■建て替えの時期を間違えると大変なことに…
土地から探す人にも言えることですが、1月1日に土地が更地になっていると、来年度の固定資産税が上がります。
家が建っている状態だと住宅用地になるのでOKなのですが、この「家が建っている状態」の基準を間違えると大変なことになります。
本来固定資産税で住宅として扱われる基準は何かというと、電気や水道などのライフラインが動いているかどうかです。
しかし建設会社によっては「1月1日の地点で屋根がついていれば大丈夫!」と説明する会社も。
なぜかというと、エリアなどにもよりますが、固定資産税の調査員が現地へ直接行くのではなく航空写真確認で終わる場合があり、屋根がついていれば住宅だと認識されやすいからだと思います。
しかし、実際に現地へ調査に来られるパターンだと不合格になりますので、建て替えを年内に納めるのであれば、遅くともゴールデンウィーク明けから解体を始める必要がありますね。
■まとめ
建て替えの際、注意する3つのポイントをご説明してきましたが、いかがでしたか?
この3つを軽く見てしまうと、後々大きな問題に発展してしまうケースもありますので、ぜひ信頼できる工務店やハウスメーカーに事前に相談するようにしましょう!
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