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家づくりを始める前の悩み

セルロースファイバーのデメリットって何?

セルロースファイバーのデメリットって何?のイメージ

社長~。今までセルロースファイバーの良いところばかり見てきましたけど、デメリットってあるんですか?

それはもちろん、どの断熱材にだって良いところもあれば悪いところもあります。

では今日は、セルロースファイバーのデメリットについてお話しましょう。
でもこれを、デメリットと受け取るかどうかはたい子さん次第です。

前回のあらすじ

・セルロースファイバーには高い防火性能と防音性能がある
・その性能の高さから、アメリカでは一番多く使われている断熱材である
・アメリカに限らず、厳しいエコロジー基準のあるヨーロッパ諸国でも高く評価されている

セルロースファイバーのデメリット

まず一番のデメリットとしては、コストが高い点です。

断熱材自体が高いんですか?

正直、断熱材そのものの価格は他の断熱材と大して変わりません。

え?じゃあなにがそんなに高いんですか?

セルロースファイバーは施工するときに、専用機械と専門の職人さんが必要です。
施工すること自体にお金がかかるんですよ。

どれぐらい高いんですか?

グラスウールと比べると、100万円単位で変わってきます。

ひゃっ100万円!?

でも、よく考えてください。

100万円で、夏涼しく冬暖かく、ゴキブリも出なく、静かで快適な家に何十年も住めるようになるんです。
電気代だって安くなります。そう考えると、100万円も安いと思いませんか。

そう言われるとそんな気もしてきた・・・!

デメリット2つ目は、専用機械と専門性の高い職人が必要なところです。

板状やロール状の断熱材を壁の中に入れたりタッカーで止めるだけの工事と比べると、専用シートを貼ったり専用の機械を使って吹き込んでいくといった現場での作業工程が増えます。

なんか、難しそう・・・。

作業工程も多いし、専門的な作業をするために、専門性の高い職人さんが必要なんです。

それから、ネットで調べると、セルロースファイバーは沈下する?みたいなことがたくさん出てくるんですけど・・・
大丈夫なんですか?

たしかにそのようなことを言っている人は良く見かけます。
でも、実際はきちんと施工さえすれば、沈下することはまずありません。

セルロースファイバーが沈下する原因は、施工するときのセルロースファイバーの「密度」が低いせいです。
密度が低いと、セルロースファイバーはもともと新聞紙ですから、少しずつ下に下がっていくのは目に見えてます。

セルロースファイバーを施工する際、どれくらいの密度で入れなければいけないのかはきちんと決まっています。

専門性の高い職人さんが、その規定をしっかり守ってさえいれば、セルロースファイバーが沈下することはまずないのです!

そうなんだ!ネットに書いてあることをなんでも信じたらだめですね!

ムクヤホームではセルロースファイバーを標準採用しています。
専門性の高い職人が、きちんと規定通りの量のセルロースファイバーを詰め込んでいくので、その心配は無用です!

良かったぁ~!

では、最後にセルロースファイバーについてのお話のまとめをしましょう。

セルロースファイバーとは
80%が新聞紙。天然繊維で出来た断熱材。

セルロースファイバーのメリット

日本で一番多く使われているグラスウール
断熱性能ははほぼ同じだけど、施工精度によって大きく変わる。
セルロースファイバーの細かい断熱材を壁に吹きつける施工は、
グラスウールに比べて圧倒的に隙間なく施工することができる!

アメリカで一番多く使われているセルロースファイバー

1.地球や人間に優しいエコ資源
2.高い断熱効果があるので、夏は涼しく冬は温かく過ごせる
3.天然繊維なので調湿効果があり快適な湿度で過ごせる
4.調湿効果により結露やカビを予防
5.シロアリやゴキブリなどの害虫がつかない
6.高い防音性能で静かに過ごせる
7.高い防火性能により火事に強い

セルロースファイバーのデメリット

1.コストが高い
2.専用機械と専門性の高い職人が必要

断熱材はセルロースファイバーで決まりですね!
これで家の断熱はバッチリ!イェイ!

ちょっと待った!
セルロースファイバーをぎっしり詰めたからといって、家の断熱がバッチリ!とは言えないんですよ。

え・・・?

実は、家の「窓」の性能を上げなければ、いくら素晴らしい断熱材を使っても、ほとんど意味がないのです。

そ、そんなぁ~!

ということで、次回は「窓」のお話をしますよ!

まだまだ勉強することはたくさんあるようですね!

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