粟津社長!こんにちは。
こんにちは、たい子さん。
今日はどんなお話をしてくれるんですか?
今日は、断熱性能を上げるのに重要な「窓」のお話です。
そうでした!セルロースファイバーを壁中にいくら敷き詰めても、窓がペラペラでは意味がないっていうお話ですね!?
その通り!
実は、一般的な窓は壁の10分の1ほどの断熱性能しかないんです。
ペラペラの窓ならわかるけど、一般的な窓でも10分の1しかないの?
そうなんです。冷暖房を付けてせっかく暖めたり冷やした熱が、窓からどんどん逃げていきます。
冬、暖房を付けたときに窓から逃げる熱は約50%。
夏には、70%の熱が窓から入ってくると言われています。
なるほど・・・壁から逃げたり入ってくる熱はどれくらいですか?
だいたい10~20%くらいですね。
窓と壁でそんなに違うんですか!?断熱材、意味ないじゃないですか!!
それだけ窓が重要だということですよ。
高性能の窓をしっかり取り付けることで、断熱材の本来の性能が発揮されるのです。
さらに窓は、性能の振れ幅が非常に大きい部分でもあるんです。
性能の振れ幅?
窓によって、3倍ほど性能に差がつくことがあるんですよ。
3倍!?
これほど性能の振れ幅が大きい部分って、家の中でもそうそうありませんよ。
窓は家の断熱性能の弱点となる部分なので、極端な話、窓を極力小さくしたり、いっそのこと無くしてしまえば家の断熱性能は大きく上げることが出来ますよ。
やだやだ!嫌です!
私は窓が大きくて明るくて風の気持ちいい家に住みたいんです!
そうですよね。窓のない家は暗くて、風も入らず、圧迫感の強い家になってしまいます。
窓を小さくしても同じですよね。
窓は家の中でもとても重要な部分です。窓によって、住心地が大きく変わってきます。
そのため、窓の性能を確保しつつ、いかに効果的な窓の配置、選択をするかが重要です。
窓の重要さが、ひしひしと伝わってきます・・・!
窓がいかに重要かお分かりいただけたところで、今日はここまで。
帰り道に、家々の窓を見ながら帰ろうっと!
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