皆さんこんにちは!
ムクヤホームです♪
小上がり和室とフラットな和室、どっちが良いの?といった疑問に、工務店経営者「粟津社長」がお答えします。
小上がり和室とは、文字通り、床から少し高いところにつくった和室のことをいいます。主にリビングに設けられ、空間に高低差が出るため奥行きを感じることができます。
段差部分を収納にしたり、腰掛けたりすることが出来ます。
最近小上がり和室をつくる方が増えてきていますね
小上がり和室のメリット
・収納が増える
段差部分を引き出し収納にすることができるので、和室が物で散らばらずいつでも綺麗な状態を保つことができます。
お子さんの遊び場にする場合、お子さんがおもちゃを片付ける習慣付けにもなります。
・空間に奥行きが生まれる
段差があるため、部屋にメリハリが生まれ、立体的でおしゃれな空間になります。
小上がり和室があるのとないのとでは、イメージががらっと変わります。
・段差に座ってくつろげる
畳は好きだけど正座は嫌だという方は結構いらっしゃいます。
正座をしなくても段差に腰掛けられるので、立ち上がるのが非常に楽です。
上の写真のように、段差部分を掘りごたつにするのもいいですね。
また、布団を敷いて寝ても、段差を使ってベッドのように楽に起き上がることが出来ます。
・リビングのホコリが入らない
段差があるため、リビングからのホコリやチリといったゴミが和室に入ってきません。
いつでも綺麗に保てるのは主婦にとって嬉しいことだわ♪
小上がり和室のデメリット
・お子様や高齢者がつまずく危険がある
小上がり和室は、お子様や高齢者がいるご家庭では注意が必要です。
段差が高すぎるとお子様が転んで床に頭をぶつけてしまう危険があります。
また、段差が低すぎてもつまずきやすくなってしまいます。
だいたい35cmくらいの高さが、転んだとしても手をつくことが出来る高さでしょう。
ただし、幼児にとっては段差があること自体危ないので、まだお子様が小さい場合は小上がり和室はつくらないほうが良いかもしれません。
つくったとしても、危なくて目が離せなくて毎日ハラハラしてしまうことでしょう。
・バリアフリーに向かない
将来ご家族の介護が必要になったときは、小上がり和室があると不便になります。
もしかするとリフォームをして撤去しなければならない可能性も考えておきましょう。
また、自動お掃除ロボットは当然、段差を上がることはできません。
子供や高齢者が住む場合は少し考えたほうがいいわね。
用途をよく考えて、素敵な和室をつくってくださいね!
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