家づくりストーリー 受け継がれる意志
みなさん初めまして。ムクヤホームの粟津(あわづ)です。
ムクヤホームは私の祖父から父へと受け継がれた会社で、
私は3代目の社長です。
創業してから半世紀(50周年)を迎え、地元で工務店という職を続けてこられたのも、
多くの方々の信頼と応援を頂くことが出来たからだと思っています。
ここでちょっと私の事について、お話してもよろしいでしょうか?
私は今でこそ工務店の社長としてみなさんの家づくりをお手伝いさせていただいていますが、初めから家業を継ごうと思っていたわけではありませんでした。
私の祖父は元々大工でした。叔父さん二人も大工です。
いわゆる大工一家に生まれて、木に触れ合いながら材木の中で育ちました。
私は中学生になった頃から、建築中の現場にちょくちょく連れて行かれ、現場のゴミ拾いや材木運びなどいろいろ手伝いました。桧や杉に囲まれた木の香りがぷんぷんする木の家の現場で食べるお弁当は、格別の味がしたものです。
そして、その中で30分ほどのお昼寝。
今でもはっきり覚えていますが、もう最高の気分です。
父は元々信用金庫に勤めていましたが、祖父の仕事ぶりに惹かれ自ら工務店を継ぐことを決意し、一人でも多くのご家族に安心安全な資金計画と家づくりを届けることをモットーに働いていました。
高校生になった頃、父は私にこう言いました。
「俺の跡は継がなくていいから!メーカーみたいな安定している会社のサラリーマンになった方がいいぞ!」
工務店の経営自体は順調のようでしたが、一人で会社を経営し家族を食べさせていくには、相当の苦労があったようです。
だから自分のような苦労は息子にはさせたくないという気持ちがあったのでしょう。
「自分の人生だから、好きなことをやりなさい」と言われました。
そう言われても、特にやりたいことも見つからないまま、普通の大学に行かしてもらい、 普通にインテリアのメーカーに就職しました。
そこでは、お客様と直接接する営業の仕事を任され、人との触れ合いの大切さを学びました。
5年ほど経ったある日、お客様よりこんな質問をされました。
「御社で扱われているビニルクロスは本当に安全なのでしょうか?」
私は得意げにいつも通りの営業トークで応対していましたが、頭の中では私が社会人になりたての頃から言われ続けていた父の言葉を思い出していたのです。
「自分の大切な家族や友人に自信を持って提案できるもの以外、目の前のお客様に勧めるな。」
父は信用金庫に勤めていた時にローンについてはあまり知識も経験もない中で、住宅ローンの窓口になったそうです。
当然お客様に対しても適切なアドバイスもできず、上司に言われるままの住宅ローンを勧めていました。
そして金融自由化の波やバブル経済の発生と消滅の中で、住宅ローンが払えなくなり家を手放す人など、住宅ローンに苦しむ人をたくさん見てきたそうです。
間違った住宅ローンを組んだばっかりに、2千万円しか借りていないのに、6千万円とか8千万円とか、借りた金額の3倍も4倍も払わなければ住宅ローンが終わらないという事態も見てきたことで、ほんとうの「住宅ローンの恐ろしさ」を知ることになったとのことです。
私は父の言葉を思い出し、当時自分がしていた仕事が恥ずかしくなりました。
今の私は営業マンじゃありません。
ムクヤホームで建てていただいたご家族は私が一生面倒を見ます。
そんな覚悟を持って臨める最高の仕事のバトンを繋いでくれた祖父と父に感謝しています。



今、家を必要としているのは私のような若い子育て世代の人たちではないのだろうか?
いくらいい材料を使って最高の物を造っても、ほんとうに家がほしい人たちにご提供できない価格帯でいいのだろうか?
年収500万円以下の人でも、土地を買って「安くて長持ちするいい家」に住めるようにお手伝いできることが、我々地元の工務店の使命ではないのか?
私はまず住宅建築の無駄をすべて洗い出し、徹底的に省きました。
流通の無駄。広告宣伝費の無駄。工事工程の無駄。諸経費関係の無駄。
そうして出来上がったのがビニールクロスを一切使わない
「自然素材の家」3つのプランです。
もちろん、住宅ローンを含めた資金計画も、安全で安心できるものしかご提案いたしません。
どんなに立派な家も、その中に生活するご家族が幸せでなければ、ただの箱にすぎません。
だから、私は資金計画を大事に考えたいのです。
「10年で資産価値が半分になるマンション」や「25年で住めなくなるような建売住宅」などを考える前に・・・。
予算がないからと容易に「家のリフォーム」を考える前に・・・。
自分たちの夢がかなえられる「安くて長持ちするとってもいい家」に住めることを絶対にあきらめないでください!
あなたが「安くていい家」を手に入れる、最初の1歩は、まず参加することです。
様々な住宅会社で開催されているので、必ず参加して下さい。
そしてその違いを肌で感じてください。
ムクヤホームの見学会にも是非、お越し下さい。
そして家を見る目、工務店を見る目を養ってください
そうすることによって、必ずあなたの気に入った工務店が見つかるはずです
面倒くさがらずに必ず見学会に参加してください。
私からのささやかなお願いです。
そして、いつか、ムクヤホームの見学会でお会いしましょう!!!