移住について

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移住者インタビュー

「 那須に、住む。」vol.3 《前篇》とにかく那須が好き。

2022/05/24

「 那須に、住む。」

自分にフィットする暮らしを見つけた人たち

好きなところで生きていくという選択

「移住」を軸に、人生の幸福度を上げていく

そんなことを実現した人たちの移住体験ストーリー

こんにちは 広報・ふじさんです。久しぶりの更新!連載第3回目は、那須で道具店を営む井下田ご夫妻。夫の陽平さんは千葉県、妻の綾さんは神奈川県のご出身です。共に歩んできた那須での暮らし。移住の経緯や那須の魅力について伺いました。

〈プロフィール〉
井下田 陽平・綾さん
移住後キャンドルハウスでの勤務を経て、那須で人気を集める生活道具店「WHITENOTE」を開店。今年の3月に新店舗に移転。店内には家具から生活道具、衣類まで、お二人の目利きの物たちが並びます。

自然体で、終始和やかな雰囲気のお二人。

とにかく那須が好き。

心が動いたタイミング

まずは、移住のきっかけ、那須を選ぶ決め手になったことをお聞かせください。

井下田ご夫妻:那須の山並みの風景に、どうしようもなく惹かれて。
本当にそれだけです。直感的に「ああ、ここに住みたいな」と感じました。
とくに、こんな暮らしがしたいという計画はありませんでした。
心が動いたその時に、那須に飛び込んで、ここに住んだらどんな生き方があるのかと色々模索しながらやってきて。僕は今年で移住17年目になります。

私は、ずっと自然の豊かなところで暮らしたいという想いがありました。でも、はじめから那須と決めていたわけではなく、伊豆の方で暮らした経験もあります。那須に移住したのは、「たまたま」希望していた接客の仕事を見つけたから。その時から、かれこれ移住25年目になります。

お二人とも、長く那須にお住まいなんですね。移住の大先輩。「たまたま」那須と出会った・・・思い切りの良さがすごいです!計画を練ってからではなく、巡りあわせ・流れに乗る。那須に移住する方って、そういう「肌感覚」みたいなものを大事にしているというか、そこを信じて委ねている方が多いような気がします。那須は、何か心を動かすものがあるのですね・・・

いろいろ、ちょうどいい。

お二人にとって、那須の魅力ってどんなところでしょうか。

自然の素晴らしさを感じて暮らすことができる。
あとは・・・これ!と絞り込める感じではなくて、なんかフィーリングが合ったというか。全てがちょうどいいから、居心地がいいのかな。

ちょうどいいですか。

利便性も人付き合いも程よくて、たまに刺激が欲しければ、ちょっと都心に行くこともできますし。

利便性はとくに問題ない?

住んでみると、それほど気になりませんね。困ったこともそんなにないです。どこまで利便性を求めるかによりますが、思っていた以上に許容できました。ここ数年で近くにスーパーも増えたし、病院も行きやすくなりました。

とはいえ、車は必須です。ないと厳しいです。高齢の方、特に一人暮らしの方は不便を感じているのが現実です。タクシー券(町で配布)などを利用されているようですが、充分とはいえない状況だと思います。ちょっとしたお買い物や送迎など、近所の方がお手伝いすることもあります。今後は、そういったご近所同士の助け合い・関わり方が重要になるんじゃないかな。私たちも高齢になったら・・・と色々考えることもありますね。

どの地域でも直面する課題ですね・・・
人とのつながりや福祉サービス、現実を前にすると改めて考えさせられます。こういった問題は、行政の対応任せでは解決できないし、住む人が向き合わなくてはいけないことですね。

自然の中で暮らす。メリットばかりではないけれど、この心地よさは何事にも代え難い。

誰も無理をしない。自然で柔軟なコミュニティ

先ほども「人とのつながり」について触れましたが、お二人はどう感じていますか?移住の不安要素として、「人付き合い」はよく耳にしますが。

那須の中でも地域によって違いはあると思いますが、基本はお互いあまり干渉しない。町内会や自治会、あと消防団とかはあります。かといって頻繁に何かあるわけでもないし、強制参加的な慣例もないですよ。(私たちが住んできるところは)                         自分次第です。積極的に地域の人たちとつながりたければ、つながればいい。

結構、自由ですね。どうしても田舎あるあるの慣例や、なじむのが大変問題を想像しがちですが(藤井は超田舎出身)そんなこともないぞと。

那須は人の出入りが多くて、今では地元の方より移住者の方が多いんじゃないかな。特に那須町のような観光地のあたりは、ほとんどが移住者。でも、移住者といっても一括りにはできなくて、皆さんそれぞれ暮らしに求めているものが違います。別荘地に住んできる方だと、人とのふれあいというよりは、マイペースに静かに暮らしたい。そういう人には、無理強いしない。                             地域との交流、移住して新しいコミュニティを持ちたい人には、そういった交流の「場」がちゃんとある。自分がいいなと感じたものに参加していけばいいと思います。

頑張りすぎないその感じが、居心地の良さにつながっているんじゃないかな。

“那須愛”でつながる

決して関係が希薄な訳ではなくて、人とのつながりはつくりやすいと思います。
那須はマルシェやイベントが常に開催されていて、そこに行けば自然と交流が生まれて横のつながりが広がっていきます。
僕たちのようなお店を経営している人たちだけじゃなく、農家の方、酪農家の方・・・職業・世代問わず、移住者かどうかも関係なくです。

あ・・・みなさんそうおっしゃいますよね。何がそうさせるのでしょうか。

一つ、みんなに共通しているのは「那須が好き」。

シンプル!那須愛!

もう本当にそこなんです。住むほどに、どんどん那須を好きになって。那須自慢が止まらない(笑)。                           自然を愛でるとか 四季を感じるとか 自分がやりたいと思うことをやるとか                                         なぜなのかはわからないけれど、ここならできると感じて、那須に引き寄せられて来た人たちだから。                              価値観が一緒だと、自然につながる。同じものを見て同じように感動したり、楽しんだりできる感性っていうのかな。厳しい冬だって、雪が降れば「雪がきれいだね!」ってみんながSNSにUPしたり・・・春を待つことは苦痛ではなく、暮らしの一部として受け入れる。とかね。大切にしているものが一緒なんです。

「人付き合い」って、悩みのタネにもなるし、生きていく喜びにもなると思っていて。                                私たちは人とのふれあいを大切に想うし、お店に限らず「誰かが喜んでくれる」ことに喜びを感じます。顔の見える身近にいる誰か。それがここにいる意味、住み続けている理由になるのかな。

後編に続く

移住に何を求めるのか。どんな暮らしがしたいのか。じっくり考えることも必要だけれど、「出会い」を見逃さないために、もっと柔軟になってみることも大事だなと感じるお話でした。理想を追求して、うまくいかないことを嘆くのは、全然「自由な暮らし」じゃない。あんまり意味がないことだなと思いました。後半は、お店のこと、お二人のこれからについて伺います。

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