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屋根材

屋根材

1995年の阪神淡路大震災が起きてから建物の耐震性が重要視されるようになり比較的軽量の平板スレート(コロニアルや、カラーベスト)が多く使われるようになりました。
現在では一番使用されている屋根材になり、セメントと石綿(アスベスト)が主原料のスレート屋根材が多く使用されていましたが2004年に法律でアスベストの使用、製造等が禁止になったため現在ではセメント、ケイ石を原料として繊維質で補強ののち成形される屋根材になっています。
※カラーベストや、コロニアルは製品名を指し基本的には同じものです。


クァッド/グラッサの特徴

【メリット】
■軽量で耐震性に優れている
一般的な陶器瓦の半分の軽量なので屋根を軽くし、建物全体の重量を軽くするため耐震性に優れています。

■雨風に強い
屋根材で一次防水を行い、下葺材(※「ルーフィング」とも呼ばれ、屋根葺材の施工に先立ち防水を目的に屋根の下地に貼るシート状材料のこと)で二次防水を行う二段階の防水設計になっており屋根材裏面に浸水した場合でも、下葺材で野地板への侵入を防ぎます。

■火災に強い
不燃材料認定番号を取得し万が一火災が起きた場合でも隣家への延焼を防ぎます。

■衝撃に強い
基材は主原料となるセメントにパルプ繊維(+補強効果を高めるために超微粒子を配合)とシリカ粒子を配合したことによって高密度で均一な構造が、長期間にわたって安定した性能を発揮します。

■断熱性が高い
材料の重なりが多いので外からの熱を伝えにくく内部の熱も放出しにくくなる為、熱の出入りを抑え快適な環境が保てます。

■遮音性が高い
屋外から屋根裏空間を通って室内にいたる音を計測した際に陶器瓦と遜色ない遮音性です。

■種類・色が豊富で、どんな住宅にでも合う
色の種類が豊富なため、どのようなデザインの住宅にでも合うというメリットがあります。
施工性も高くコストパフォーマンスの面で見ても優れている屋根材であることも近年選ばれている理由の1つです。

 
【デメリット】
■表面の塗装が経年劣化しやすいため定期的にメンテナンスする必要性
瓦屋根と違い主成分であるセメント自体には防水性がなく表面に塗料が塗られた状態で使用しているので塗膜の防水性がなくなると建材が大量の水を吸い込んでしまい建材自体の寿命を著しく早めてしまう要因になります。
耐熱性や防水性を維持するためには約15年(グレードにより中には約30年)程度で再塗装を行い、塗装は塗料の質により費用が大きく変わりますが屋根の保護コーティングを行う目的で実施されます。
スレート屋根のメンテナンスでは屋根塗装の他、葺き替え、カバー工法(重ね葺き)などを行います。
葺き替えは、既存の屋根材を撤去して行うためコストが高くなり、同じ葺き替えでもカバー工法は、重ね葺きと呼ばれ既存の屋根に新品の屋根材を設置します。

■凍害に弱い
凍害に非常に弱いため、北海道などの気温が低い地域では使用されていません。

コロニアル クァッド

軽量性や耐久性をはじめとする屋根材の基本性能を高い次元でバランスよく融合したもので広く一般的に使われており街でも一番良く見る屋根材ではないでしょうか。
価格も比較的リーズナブルで耐風、防水、耐久、防火、遮音、断熱などの基本性能を全て備えています。
コーティングは高耐候アクリルコート+無機2層が使われているのでトップの高耐候アクリルコートが劣化してきたとしても、強靭な下層コーティングが色調を保ちますから、退色は目立ちにくくなっています。
色も黒系から茶色系など幅広い12色を展開しています。
どんな外観の住まいにも馴染む、横一文字葺きデザインで和風から洋風まで幅広いスタイルにマッチします。



コロニアル グラッサ(高耐候仕様)

和風、洋風建築のどちらにも馴染むベーシックなデザインで建物に合わせやすい屋根材です。
クァッドと同じく陶器瓦の1/2以下の重さで耐震性に優れているほかにも、紫外線に強いグラッサコートの採用で屋根の美しさが長期間保持することができ、超促進耐候試験では約30年を経ても色褪せがほとんど目立たないという結果も出ています。
耐風性、防水性、耐久性、防火性、遮音性、断熱性に優れていることからも多くのお客様から選ばれる要因の一つになっています。
グラッサのコーティング仕様は「グラッサコートと無機3層構造」になっており
まず1層目として基材の上に施されるのは「無機化粧層」で無機顔料で着色されたセメント層です。
無機顔料は有機顔料より大粒のため、セメントの微細な孔から流出していくことがなく長期間色調を維持できます。
2層目は「無機彩石層」でガラス状の釉薬をかけた細かな石が敷き詰められ美しい光沢と色彩を保ち続けます。耐久性、耐蝕性も高い材料です。
3層目は無機系塗膜である「グラッサコート」で仕上げです。
紫外線によって破壊されることのない強力な分子結合が、退色や劣化から屋根材を守ります。


 

PカラーEX+の特徴

【メリット】
■耐久性
旧来のJISA6004アスファルトルーフィング940よりも上質で高耐久。

■釘穴シール性
ルーフィングは粘着層タイプの場合と大きなホッチキスで野地板に止めていくタッカー留めをする場合とありますので少なからずルーフィングに穴が開いてしまいます。
基本的にこの穴は小さな穴ですので問題ないとされていますが雨水の侵入が増えてくると劣化し、タッカー留めの穴から雨水が侵入することがあります。それを防ぐ為に改質アスファルトルーフィングはタッカーにまとわりつく力が通常のアスファルトルーフィングよりも強いため防水性があがります。

 
【デメリット】
■費用
一般的なルーフィングに比べると性能面が上がっているので改質ルーフィングの方が多少ですが高いです。

下葺材(改質ゴムアスファルトルーフィング)

ルーフィングシートとは屋根本体の下に敷く、「屋根の防水シート」のことで「下葺き材(したぶきざい)」ともよばれます。
改質アスファルトルーフィングはポリマーや天然アスファルトなどを加えることで性能を向上させたアスファルトを使用しており、対流動性・耐摩耗性・耐剥離性・付着性・たわみ追従性など、アスファルトルーフィングよりも高性能となります。
屋根の下に敷くシート(目に見えない建材)なので、あまり重視されない傾向がありますが、このルーフィングシートは屋根本体と同じもしくは屋根本体以上に「超」重要な建材で、野地板(のじいた)とよばれる下地板の上に張ります。
屋根本体の下に敷かれたルーフィングシートが二次防水の役割を担い屋根内部の雨漏りを最終的に防いでくれるのは、このルーフィングシートです。


 

 


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